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福島大尉の漢詩「雪中露営の事天聴に達す」の書【掛け軸】を頂く

思いがず、10月23日、T君(防大9期の同期、土木専攻の同班)から表記書【掛け軸】を頂いた。拓く福島泰蔵大尉正伝を読んで書き留めていたが、八十路を越え心身の衰えを感じるようになり、貴君との長い厚誼の記念に諸々の意味を表したいと進呈を思い立ったとのことであった。大変恐縮しつつもこの心遣いが今の私にはまことに有難がたく、その上、書も福島大尉の心境・書の趣意に相応しい風格があって、嬉しさが倍従した。当日は大安だったので早速床の間に掲げ、毎日拝見しているがこの感じは強まるばかりである。11月1日に二人の来訪者があり、たまたま【拓く】の読者だったので、お披露目させて頂いた。二人は雰囲気が伝わる良い字と絶賛し、3人でこの詩や福島大尉の人となり及びT君と私の交友等について大いに盛り上がった。同君はかって自衛官の傍ら、そして退官後の今も書の探求を続けられているそうで、腕が震えても書けるうちは書き続けると明言されている。今回の件で彼は自分の好きな道(生き様を磨く道)での成果をこれ見よがしに広言しない不言実行の人と知った。他人の志情を思うわが身の不明を羞じ入っている。同君の精進・(秘めているであろう)大願成就を心から願い、また、私も人生の私なりの仕上げというか宿願を果たす誓いを新たにした。


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昭和42年度入隊同期会の旅行会

 毎年1泊旅行を重ねて今年は35回目(確認できたもので)、ご当地のH君の世話で11日、武雄温泉東洋館に全員集合。全員が後期高齢者の仲間入り(教官の私は81歳)、お互いの元気な姿とカラオケ力を確認し旧交を温めた。必見は重要文化財指定の楼門・新館の見学(朝9時から10時見学(ガイド付き)、宿泊客に格安でサービス)。

 何故ここに楼門・新館か、完成に至る経緯等が理解できる。特にボランテアガイドさんの説明は諸所のガイド版にない知識が得られる。そして私的には二つの感想。①辰野金吾博士の建築を通じての世界観が具現されているという視点が必要では。②昨年秋の武雄温泉駅開設は大正以来の佐賀の官民挙げての宿願達成であり、将来のさらなるテーマパークへの発展の大きな契機になるのでは。


特にわかること:

〇事業家宮野忠直の当時に類を見なかった温泉テーマパーク(竜宮城)の発案と資金提供。

〇近くの遊郭も抱き込んで3棟からなる楼門で区域を設け、新館(湯治客の接遇施設)を設ける構想、実現は(現存の)1棟のみ。そしてこの経緯。

〇辰野金吾博士の設計・施工監修(固辞した同博士を同郷の誼で大隈首相が口説き落とし、東京駅と同時進行)並びに同博士の遊び心?と【干支の天板】。

〇施工は清水建設の前身(鍋島江戸藩邸(格式の高い建物)を手掛けた宮大工の棟梁が明治になり清水の名前を頂き清水組か?)がそのご縁で技術力を提供【旧鍋島藩=佐賀県サイドのバックアップ】。

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今夜はエンドー豆のすーぷ

 今夜は旬のエンドー豆をつぶして濾した特性のすーぷ、すごく手間がかかるらしい、ごく甘・ごく美味。それとスナップエンドウのハム巻、筍の春巻き。自家製旬3代のそろい踏み。タンパク摂取制限の私を日々案じてくれる献立。これに黒霧のお湯割り一杯!ハッピー&感謝。



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陸上自衛隊幹部候補生学校開校記念日祝賀会

ウクライナを自分事として覚悟を持って入隊した一般大学出身の二人の候補生と親しく話せて大感心!大満足!画面左のN候補生は普通科を同右のS候補生は施設科を熱望とのこと。爽やかな両候補生の熱望成就を祈ります。ちなみに私は施設科。




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初採りの筍


本日(3日)の成果です。24日は全然で、再チャレンジです。結構しんどいので今年で終わりかなと思いつつ、毎年続けています。

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偕行11・12月号(2022年)掲載に思う

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 表題は「兵を護る危機管理を先駆けた武人福島大尉ー四つのならではとその今日的意味」である。当ブログでそのエキスを八回にわたり(同じ表題で)投稿してきたがその元原稿が掲載されたものであり、同誌2019年11月号~20年2月で始めた武人福島大尉旅の完結編とでもいえるものである。2名の方から視点を変えての集大成、多様な視点での集大成という感想をラインで頂いた。注目してくださる方がおられということは有難いことである。しかし私が目指すのは福島大尉が何を考え行動したかという「真実」をより普遍的かつ分かり易く呈示することである。5連隊遭難の陰に隠れ、新田次郎氏「八甲田山死の彷徨」その他で歪められそれが事実と誤解されている事柄について「真実」を呈示することがあるべき形と考えるからである。ついでにいえば福島大尉の論文等は難解であり「ならでは稿」もまだ難しい。もっともっと分かり易くを突き詰める必要がある。この点から言えば、「ならでは」で非常に近づいたと言えるがこれからが本当の正念場である。

参照:福島大尉から武人の心探求記念館:http://www17.plala.or.jp/bujinn-kokoro/index.html

    (福島大尉の心コーナー記載)


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佐渡の酒「拓」を頂いて

本日、「福島泰蔵大尉正伝「拓く」」と同じ「拓」銘の酒を手に入れた、とTさんが興奮気味に届けてくれた。包み紙を拡げると、佐渡の加藤酒造の酒で、原点は絶滅した朱鷺を再生するために餌が自由に得られる田圃再生ー朱鷺の好物のアマカエルやそのオタマジャクシなどが生きる環境つくりが必要。それには雑草と稲が共生する環境が無ければならない、そのため農薬を一切使わず水の張り方と除草法(機械)を工夫した。その過程で美味しいお米・酒に適する米が出来た、との説明であった。最初からうまいもの良いものを目指したのではなく、共生できる環境つくりという未開の地をひらく、その一生懸命の努力の賜物である。真福島大尉追求に置き換え、私は、今何を為すべきか、を煮詰める貴重な機会を頂いた。届けてくれたTさんの心配りと声援に感謝!


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花菖蒲見頃最盛日、賓客を心から歓迎!

50年来の唐津の友人をマイファームの 菖蒲の花見にご招待しました。快く応じて遠賀くんだりまできて頂きました。なんと今日は雨。お迎えするには最高に菖蒲の風情がたのしめます。賓客方も最高!喜んでいただけました。オマケに鉄砲百合まで咲きました。今まで菖蒲と百合が同じ日に咲くことはありませんでした。よっぽど嬉しかったのですね。


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ルピナス(別名昇り藤)今盛り

一昨年秋から冬播きの種の植え付け時期が遅く、大苦戦し、開花を見ずに終わった。従ってどんな花か未知のままだったルピナスが順調に育ち開花の盛りを迎えた。家庭と畑で3年越しの堪能中。

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兵を護る危機管理を先駆けた武人福島大尉のならでは(NO-7)ーならではが目指したもの


精兵と魅力化の追求

 福島大尉は日本軍が露軍に遅れている寒地・寒冷の戦いでよりよく勝つことを狙っていた。そこに向かって福島大尉は下士のなり手が無いという問題を誰よりも深刻にとらえていた。連隊の教育委員として下士の教育責任者の立場を活かし、厳しい場を求め、能力の高い下士候をして冬(岩木山強行軍)も夏(夏季強行軍)もやり抜き、困苦欠乏に堪え進取と自信力を増して東北の兵は精兵であるを証した。それを踏まえ酷寒の大陸での露軍との戦いを想定した厳冬期の山岳通過行軍(八甲田山雪中行軍)に見習士官・下士候主体の少数精鋭で臨み、危機にしない寒地寒冷対策を講じて、一名の落伍者もなく1878年1月の露土戦争における露軍のバルカン山越えを並び越えた。前人未到の成果はなり手のない下士を真に主役にすることで軍の魅力化を図ったもの、という側面もある。折から(明治35年1月29日頃に)行われた師団長会議の議題は「下士の奨励策」で、各師団長はその策を発表することになっていた。天皇陛下のご臨席を賜るであろうその場に成果を届け、お言葉を賜る栄と軍魅力化の一層の推進を図ることが狙いであったことは十分推察できる。行軍出発前の父への書簡「上手くゆけば天皇陛下奏上」はこれを窺わせる。しかし、第5連隊遭難が覆い隠した。



参照:福島大尉から武人の心探求記念館:http://www17.plala.or.jp/bujinn-kokoro/index.html

    (福島大尉の心コーナー記載)


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