SSブログ

兵を護る危機管理を先駆けた武人福島大尉のならでは(NO-4)ーならではの特性と意義


ならではの特性

 ならでは①は先駆性、ならでは②は具現性、ならでは③は先見性という特性がある。これらは寒地・寒冷対策に危機にしないという科学的・合理的な考え方と兵を護るという兵あってこその軍という地に足をつけた考え方が一体となって加わる新しさが齎した。ならでは④の不易流行の点から言えばこの新しさは寒地・寒冷の訓練や実戦における対策レベルの深化と危険・困難が倍加する寒地・寒冷の実戦では損害を少なくして勝つ或いは敵の弱点に乗じて勝等戦い方の変化を促す性格(❶)のものであった。同時にこの新しさは軍の体質・在り方を変える性格(❷)のものであった。後者の性格❷については寒地・寒冷という枠を越えた、福島大尉が意図するか否かに関わらず、普遍性があった。

ならではの意義

 福島大尉のならではは兵や部隊の行動に働きかける点で寒地・寒冷対策の深化と戦い方を変える画期を示し、そのバックグランドに働き掛ける点で軍の体質・在り方を変える画期を示す。このならではは第5連隊遭難がかぶされなければ大注目され、心ある人が気づきその有用性に目をつけ、軍に取り入れれればその後の歩みは全く違うものとなったであろう、と言う思いは強い。この画期性は今まで議論されて来なかった視点で、第5連隊遭難に覆われた福島大尉を照らす燈明と言える。





 



参照:福島大尉から武人の心探求記念館:http://www17.plala.or.jp/bujinn-kokoro/index.html

    (福島大尉の心コーナー記載)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。