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福島大尉の漢詩「雪中露営の事天聴に達す」の書【掛け軸】を頂く

思いがず、10月23日、T君(防大9期の同期、土木専攻の同班)から表記書【掛け軸】を頂いた。拓く福島泰蔵大尉正伝を読んで書き留めていたが、八十路を越え心身の衰えを感じるようになり、貴君との長い厚誼の記念に諸々の意味を表したいと進呈を思い立ったとのことであった。大変恐縮しつつもこの心遣いが今の私にはまことに有難がたく、その上、書も福島大尉の心境・書の趣意に相応しい風格があって、嬉しさが倍従した。当日は大安だったので早速床の間に掲げ、毎日拝見しているがこの感じは強まるばかりである。11月1日に二人の来訪者があり、たまたま【拓く】の読者だったので、お披露目させて頂いた。二人は雰囲気が伝わる良い字と絶賛し、3人でこの詩や福島大尉の人となり及びT君と私の交友等について大いに盛り上がった。同君はかって自衛官の傍ら、そして退官後の今も書の探求を続けられているそうで、腕が震えても書けるうちは書き続けると明言されている。今回の件で彼は自分の好きな道(生き様を磨く道)での成果をこれ見よがしに広言しない不言実行の人と知った。他人の志情を思うわが身の不明を羞じ入っている。同君の精進・(秘めているであろう)大願成就を心から願い、また、私も人生の私なりの仕上げというか宿願を果たす誓いを新たにした。


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